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生と死(自殺問題を含め)について勉強し、生きづらさを解決や緩和させることを主な目的にしています

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躺平主義について

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今回はミニマリズムの話です。

ミニマリズ厶について再度ざっくり説明すると、散歩などのささやかなことを生き甲斐にしたり、最小限のお金で暮らしたりすることです。

これは、いまでいう世界的なムーブメントであるFIREのような、個人的な時間を大切にすることにも通じています。

 

 

躺平主義とは

ミニマリズム儒教圏の国には適さないという印象がある人も多いようです。

そこで、今回は中国のミニマリズムについて説明してみます。

端的にいうと中国の場合、2021年の春に中国のコミュニティサイト百度貼吧に投稿された『寝そべることは正しい』といった発言によってミニマリズムブームが起き、これは『躺平主義』と呼ばれています。

そして、躺平は躺平主義を実践していることや横になることを意味します。

中国では、急速な経済成長とともに進んだ過度な競争に疲れを感じる人が多くなり、躺平主義や躺平が増えていますが、違和感を抱く人もいたそうです。

こうしたことは、ミニマリズムが普及するとどこでも必ず起きています。これは多数派からはみ出た場合は本当の幸せではないという考え方による場合が多いはずです。

では本当の幸せとはどのような状態を意味するのでしょうか。

 

ミニマリズムは人生を豊かにする

どこの国でも、だいたい労働を卒業すると他の人から言われたことではなく、もとから自分がやりたかったことを生き甲斐にします。それもどちらかというとお金がかからなくて継続しやすいことを。

たとえば、散歩とかガーデニングとかカフェでコーヒーを飲んだりするといったささやかなことを生き甲斐にしている人が多いのが現実ではないでしょうか。

にもかかわらず、そうしたことに重きを置いて生きることのどこがいけないのだろう。

人はどのようなところに生まれても、いくら人生経験を重ねても、この世でソツなく暮らしていくことは難しいと思います。

それだから、コロナ渦という社会情勢の変化を契機にしていたとしても、時代の流れに沿った選択であれば浮かぶ瀬もある。

 

雨上がりの風景

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中国がある程度国民のネット経由の情報を制限しても、どうしても外国の自由を求める文化や考え方は、乾いた大地に降った雨が染み込むように浸透していくと思います。

なお、中国社会の対なる価値観として考えられやすいのはキリスト教ではないでしょうか。ただし、先ほどのことは救済というより自由へのメタファーであって、キリスト教的な価値観から導き出したことではありません。

さて、中国では外国のSNSへアクセスしにくいようですが、VPN経由でアクセスして外国人と交流している人たちは多いそうです。しかもいまやネット回線は5Gの時代。

こういうことをいうと、中国の社会体制を非難したいのかと思う人もいるかもしれませんね。

そうではありません。

中国の場合、多国籍企業の工場を設け、衣料品やデジタルデバイスを製造するなど経済成長がめざましいのも事実です。

ただ、いまの趨勢から考えてもいつしかさまざまな価値観は自然と人々の精神に浸透していくし、同質性の高い社会でもある程度自由な暮らしが習慣化していくと、その状態を捨てさせるのは難しいと思います。

そもそも、旧来の考え方から多少逸れていて愚かだと思われたとしても、他の人から疑問を感じられたとしても、他者に迷惑をかけない限りどのような主義主張をしようとその程度ならその人の自由ではないでしょうか。

差し障りのない表現で、中国のミニマリズムについた説明しました。

 

もし、難しい気分になられた場合は、世の中にある考え方の一つ程度に解釈してください。

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