Ghetto

生と死(自殺問題を含め)について勉強し、生きづらさを解決や緩和させることを主な目的にしています

Ghetto

時間と言葉

こちらは、メッセージ性の高いテキストコンテンツです。

Ghettoや出会いや運命について語っています。

 

 

海辺の散歩者


最近、自殺系サイト*1に出入りするようになった時期のことを思い出すことがありました。 

こういう話をするのは、以前ほど意味を感じなくなりましたが、過ぎ去った日々の私事を語るのは気恥ずかしいものですね。

ネットの場合、現実世界と時の流れが異なりますが、時間が経つのはあっという間です。

思い起こせば、当時の僕は対エントロピーの高い典型的なギークでした。

だから、自殺系サイトに出入りしたり、プログラムを書いたり、カルドセプト女神転生などのマニア向けのゲームをプレイしたり、岡崎京子さんや山本英夫さんの漫画を読んだり、ドアーズやピンクフロイドを聴いたりしていてしばらくカウチポテト状態でした。

当時は、ワンルームアパートの薄暗い部屋のなかで、ヘッセやカミユや村上春樹鶴見済さんの本を読み耽ることもありました。

とくに、鶴見済さんの本は何度も読み返しましたが、『完全自殺マニュアル』と『無気力製造工場』と『レイヴ力』(こちらは清野栄一さんとの共著)をよく読んでいました。

もともと、内省的でインドアなタイプだったんです。

 

Ghetto

このサイトが産声をあげたのは2003年の10月8日です。

当時の自殺系サイト界隈は、黎明期の気配が残っていました。そのためまだ参入障壁が低く、雨後の筍のようにたくさんのサイトが登場しました。

Ghettoを創設してから長い時間が流れましたが、心の中にあるノートを読み返す機会があると、さまざまな人との出会いがあったことを思い出すことがあります。

その中には、弱い人もいましたし、強い人もいました。愚かな人もいましたし、賢い人もいました。地元のことしか知らない人もいましたし、さまざまな社会のことを知っている人もいました。途轍もない人もいましたし、規格外の人もいました。

そういえば、Ghettoを利用していた人の場合、比較的就職や社会復帰率が高く、なかには自分の専攻している分野である程度成功し、いまでもときどき連絡をくれる人もいます。

そうはいっても、固有名詞を挙げてそういうことを言うのは、他の人の成功に胡坐をかいているようでおこがましく、詳しいことまで説明する気にはなりません。

 

運命

少し話が変わります。

人文系の教養のある仙台出身のイカした漫画家が、出会いを重力や運命だと言っていましたが、運命はあらかじめ定まっているものだとも言っています。 

他にも、運命は偶然ではなく、やはり何かしら理由があるという話もありますので、Ghettoを利用された人は多少のご縁を意識してくださると嬉しいです。

そして、抱えられている問題が緩和されること以外にも、ご縁をきっかけに視野を広げられてご自身のやりたいことを見つけられたり、意外な長所やスキルに気づかれたりして人生の次の道につなげられる人が増えることも願っています。

そういった意味で、生きづらさを抱えている人のポテンシャルを上げていくきっかけになれば幸いです。

ついでにいうと、人は他人からすればささやかであっても、パンと水と希望があれば生きていくことができます。

たとえば、デンマークの哲学者キルケゴールも言っていますが、死に至る病とは絶望のことです。

だから、どうか自殺をお考えの人も自殺系サイトをときどき利用されている人も、ご自身と希望を大切になさってください。

*1:こちらで説明する『自殺系サイト』は多くの場合、生きづらさを解決や緩和させることを目的としています。これをわかりやすく言い換えると『自殺防止』です

© 2022 Ghetto